近年、パワースポット巡りがブームとなり、神社を参拝する方々が増加しています。
もちろん、パワースポット巡り以外の理由で多くの方々が神社を訪れているでしょう。
例えば、新年のイベントとして定着している『初詣』です。
初詣には、日本全国で数千万人の方々が神社に訪れています。
神社を訪れる理由はたくさんあると思いますが、多くの方は神様にお願い事をするために神社を訪れているのではないでしょうか。
かく言う私も、神様にお願い事をするために神社を訪れたことがあります。
じつは、多くの方が知らないことがあります。
それは、願い事が叶いやすくなる参拝方法です。
知ると知らないでは願い事の叶いやすさが変わってしまうので、今回その参拝方法をまとめてみました。
この参拝方法を知れば願い事の叶いやすくなるかもしれませんので、是非最後まで読んでみてくださいね。
お好きなところからどうぞ!
願い事が叶いやすくするためにはマナーを守ることが重要
神社を参拝する方法を学ぶ前に、まずマナーを知ることが重要です。
人同士でもマナーがなっていない人は嫌われてしまうように、マナーがなっていない人のお願い事を神様が叶えるでしょうか。
願い事を叶えよう、力を貸そうと思われるよう、マナーを知り礼儀正しく参拝することが大切です。
神社参拝する前にやるべきマナー
神社参拝をする前にやるべきことがあります。
それは、明確なお願い事を考えるということです。
あなたは、神社を参拝したとき、神様に複数のお願い事をしたことはありませんか。
あれを叶えて欲しい、これも叶えて欲しいと複数の願い事をする方は願い事が叶わないと言われています。
ですので、今一番叶えて欲しい願い事を神社に行く前に考えることが重要です。
そして、その願い事を神様にお願いしましょう。
あなたが一生懸命お願いすれば、神様があなたの願い事を叶えていただけるかもしれませんね。
鳥居をくぐる時のマナー
鳥居とは、神様が住まわれる神域と人が住む俗世界との境界線を表しています。
簡単に例えると、私たちが住んでいる家の玄関みたいなものです。
私たちの世界にも、人を訪ねた時に玄関でするマナーがありますよね。
神様の世界にも、もちろんマナーが存在します。
それは、以下の通りになります。
- 鳥居の前で一礼をする
- 鳥居の中央をくぐらない
- 帽子を脱ぐこと(できれば、コートなども)
- 鳥居の左端をくぐる
です。
まずは、鳥居の前で一礼をすることなのですが、『失礼します』と心の中で思いながら一礼をすることがマナーになります。
私たちも、知り合いの家を訪ねた際は、『失礼します』『お邪魔します』等言い、家に入るのがマナーになっていますよね。
神様が住まわれている神社に対しても同じなのです。
次に、鳥居の中央をくぐらないことですが、鳥居の中央は神様の通り道です。
ですので、中央を避けてくぐることがマナーになります。
次に、帽子を脱ぐことをあげましたが、鳥居には穢れを祓われると言われています。
できれば、コートなども脱がれると効果が上がります(ただ、体調が悪い時などは無理に脱がなくても大丈夫です)。
次に、鳥居の左端をくぐる事をあげましたが、それには理由があります。
それは、神道の世界では左は神、右は人を表すのだそうです。
ですので、神様に近づく際は左を意識するようにしましょう。
もちろん、鳥居をくぐる際も左を意識し、左端に立ち、左足で鳥居をくぐるのがマナーになります。
参道を歩く時のマナー
参道を歩く時もマナーがあります。
先ほどあげましたが、中央は神様の通り道です。
また、神様に近づこうとしていますので、参道を歩く際は中央を避け左側を歩きましょう。
手水舎でのマナー
あなたは、手水舎(ちょうずや)をご存知でしょうか。
手水舎とは、参拝者が手や口を清めるためにあります。
ですので、神様が住まわれる本殿に行く前に必ず手水舎で清めてるのがマナーです。
私が参拝しようと神社に行くと手水舎をスルーし、直接本殿に向かう方がいらっしゃいました。
神様は、汚れがある人の願い事を叶えようとするでしょうか。
私は、そうは思いません。
だから、手水舎で穢れを祓いましょう。
では、手水舎での作法を説明します。
- 手水舎に一礼する
- 右手で柄杓(ひしゃく)を取り、手水を汲む
- 左手を清める
- 左手で柄杓を取り、手水を汲む
- 右手を清める
- 柄杓を右手に持ち替え、左手に手水を溜める
- 左手の手水を口に含み、(音を立てずに)口の中を清める
- 左手を清める(上記の通り)
- 最後に柄杓の柄を片手で持ち、椀部が上になるよう傾け、柄に手水をしたたらせて洗い流す
- 柄杓を元の通りに戻し、一礼する
になります。
ただ、注意点があります。
それは、以下になります。
- 口を清めるとき、柄杓に口をつけない
- 柄杓の中に手を入れて洗わない
- 水が溜まっているからといって、水溜りで直接手を洗わない
です。
本殿を参拝する時のマナー
本殿で神様に願い事をする時は、お賽銭箱の前ですることが基本になります。
まず、お賽銭箱にお金を入れるのですが、ここで注意点があります。
それは、お賽銭箱に小銭を勢いよく投げ入れないということです。
他の参拝客に迷惑が掛かりますし、神様も乱暴にされる事を嫌います。
ですので、小銭やお札はそっと入れましょう。
ただし、小銭を入れる時の事で諸説あり、小銭を投げ入れ音を出すことで欲望を捨てるとも言われています。
ですから、小銭を投げ入れたい方は神社の状況をよく見て、他の参拝客に迷惑が掛からないように小銭を投げ入れましょう。
次に、鈴を鳴らすのですが、ここでもマナーがあります。
それは、上記のように参拝客に迷惑を掛けないです。
鈴を力強く鳴らす方がいらっしゃいますが、鈴は小さくとも鳴ればいいので、他の参拝客に迷惑を掛けない程度でならしましょう。
神様は、あなたの行動を見ています。
他の参拝客に迷惑が掛かっている状況を見れば、願い事を叶えようとしないでしょう。
次に、参拝時のマナーですが、基本的に『二礼、二拍手、一礼』になります。
しかし、神社によって参拝方法が変わってきますので、注意が必要です。
例えば、出雲大社は『二礼、四拍手、一礼』になりますので、参拝する神社を予(あらかじ)め調べ、神社にあった参拝方法をするようにしましょう。
最後に
いかがでしたか。
今回は、願い事が叶いやすくなる参拝方法をまとめてみました。
神社を参拝する際には、自分の事だけを考えないことが重要です。
マナーを守り、神社を参拝することで、きっと神様もあなたの願い事を叶えてくれるでしょう。
あなたの願い事が叶うことを願い最後とします。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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