あなたは数ある神社の中から参拝する神社をどうやって選んでいるのでしょうか。
当然、
- せっかくの休みだから有意義に過ごしたい
- 限られた時間の中でよりご利益が多い神社を参拝したい
と考えている人は多いのではないでしょうか。
私も同じように考えており、インターネットや本なので様々な情報を探しては神社の参拝をしていました。
せっかく参拝するなら時間を有効に使いたいですし、ご利益にもあやかりたいからです。
そして、現在も数々の神社を訪れている最中です。
今回の記事は、私が訪れた中で特によかったおすすめの関東の神社をまとめてみました。
神社参拝のきっかけはミーハーな気持ちから
実は神社を参拝したきっかけというのはミーハーな気持ちからでした。
それは
・御朱印を集めたい
というものです。
もちろんそれまでは、
- お宮参り
- 七五三
- 初詣
- 厄払い
などのために地元の神社に行ってました。
ですが、特に自分から参拝したいという気持ちはなく、『とりあえず参拝する時期が来たから』という感じで特別な理由はありませんでした。
そんなとき、お正月に顔を合わせた伯父から御朱印を見せてもらいました。
それが非常に美しかったので、私も集めたいと考えそれが神社を参拝するきっかけとなりました。
何とも不純な動機で神様には叱られてしまいそうです。
しかし、実際に神社に参拝してみると御朱印以外にも様々な魅力がたくさんありました。
では、具体的にはどういった魅力なのでしょうか。
私が実際に訪れた神社の中で、関東地方のおすすめ神社についてその魅力をお伝えしたいと思います。
私が参拝した神社の中でおすすめする関東の神社とは?
では、私が参拝した中でおすすめする関東にある神社を3つにまとめてみました。
もちろんこれからも少しずつ更新していこうと考えていますが、まずは関東の神社についてお伝えしたいと思います。
ただ書くだけではなく、
- 私の体験
- その感想
- アクセス方法
という項目別に分けてみました。
動画も是非ゆっくりご覧になってくださいね!
櫻木神社(さくらぎじんじゃ)
千葉県野田市にある、野田市最古の神社です。
こちらの神社の始まりは、平安時代の仁寿元年(851年)で1150年以上の歴史がある神社になります。
当時から境内には桜の木が多く植えられており、古くから「桜の宮」として有名だったそうです。
そんな櫻木神社の主祭神は、
- 倉稲魂命(ウガノミタマノミコト)
- 武甕槌命(タケミカヅチミコト)
- 伊弉諾尊(イザナギノミコト)
- 伊弉冉命(イザナミノミコト)
です。
この祭神は命を守り、男女の縁を結んで子孫繁栄を導くということで、
- 縁結び
にご利益があると言われています。
私の櫻木神社参拝時の体験1
私は平日の昼間に参拝しましたが、たくさんの参拝者がいました。
縁結びの神社として有名なこと、そして御朱印帳が桜をモチーフにしたもので女性に人気なためなのか、女性の参拝者が多かったように思います。
また、駐車場が広くバスも停められるようです。
これなら車で参拝される方も問題なく来られると思いました。
ちょうど介護施設の団体さんも参拝されていました。
私の櫻木神社参拝時の体験2
私はこの神社で初めて御朱印をいただきました。
鳥居の前で一礼して境内に入ると、今までの空気とは何か違う印象を受けたのを覚えています。
境内にも参拝者はたくさんいるのですが、空気はごちゃごちゃしていなくて、澄んでいるように感じました。
また、当時は精神的に疲れていたこともあり、境内にいるだけで心が洗われるように感じ感動してしまいました。
もし、あなたが精神的に疲れているときは参拝してみるといいかもしれませんね。
私の櫻木神社参拝時の体験3
私が参拝したときは、御朱印は書き置きのようで数種類ありました。
私は2種類いただいたのですが、自宅で確認してみると袋には3枚入っていました。
あれ?と思っていると、1枚は重なってしまっていたみたいで日付が書かれていないものでした。
お返しするのも縁起が悪いような気がします。
かといって、処分するわけにもいきません。
結局、御朱印帳には3枚とも貼りました。
なかなか経験のないことで、いい思い出です。
次回の参拝時にはいつもより多くお賽銭をし、ご祈祷も受けてみようかなと思っています。
アクセス
烏森神社(からすもりじんじゃ)
東京都港区新橋にあります。
新橋というとサラリーマンの街という印象があり、その中に神社があるなんて何だかとても不思議な感じだと思います。
御祭神は
- 倉稲魂命(ウガノミタマノミコト)
- 天細女命(アメノウヅメノミコト)
- 瓊々杵命(ニニギノミコト)
です。
またこちらの神社には
- 必勝祈願
- 家内安全
- 商売繁盛
の御利益があると言われています。
さらに、芸能の神である天細女命をお祀りしていることから
- 技芸(ギゲイ)上達
の御利益もあるそうです。
技芸とは
- 美術や工芸の技術
- 歌やダンスなどの芸能
を表す言葉なので、アーティストや芸能関係の方は参拝すると素晴らしいご利益があるかもしれないのでおすすめです。
私の烏森神社参拝時の体験1
まず、とても規模の小さい神社であることに驚きましたが、よく考えてみれば場所は新橋、周りはビルだらけなので当たり前ですね。
ビルの中にちょこんとある神社なのですが、櫻木神社と同じようにやはり神社というだけで空気がピンとしている気がします。
都会の中の静寂というなんとも言えない雰囲気があります。
そして、先ほど紹介した櫻木神社とは違い参拝者はどちらかというとご年配の方が多かったです。
階段を上がると、すぐに拝殿・本殿にたどり着いてしまいます。
そのため、神社といえば広い境内で樹齢何百年という大きな木があり・・・という想像をしている方は、違った印象を受けるかもしれません。
ただ、小ぢんまりとした神社もとてもかわいらしいものです。
私の烏森神社参拝時の体験2
こちらの神社の御朱印にあしらわれる巴紋(ともえもん)は
- 赤
- 青
- 緑
- 黄
の4色でとてもカラフルに感じました。
私は神社に対して荘厳なイメージを抱いていたので、初めて御朱印を見たときは『こんなカラフルなものもあるのか』とびっくりしたことを覚えています。
さらに言うと、心願色みくじという烏森神社独自の願い事で色分けされたおみくじもあります。
それは、
- 赤(恋愛)
- 黄(金運)
- 青(仕事学業)
- 緑(健康)
に分かれており、御朱印にもこの願いがすべて表れているのだなと感じました。
私は時間の関係でこの心願色みくじが引けなかったので、今でも少し未練があります。
もしあなたが参拝されたなら是非この心願色みくじを引いてみてくださいね。
私の烏森神社参拝時の体験3
また、こちらの御朱印授与時に感動したのは、無病息災の御守りを一緒にいただけることです。
この理由をお伺いしたところ、『いつまでも健康で神社巡りをしてほしい』という願いからということをおっしゃっていました。
素敵な考え方と思い、健康でまた参拝したいと思いました。
アクセス
笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ)
茨城県笠間市にあります。
こちらの神社の縁起は、白雉2年(651年)にまで遡り、1350年以上の歴史を誇ります。
御祭神は
- 宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)
です。
こちらの神様は何と、「いのち」の根の神なので
- 農業
- 工業
などいろいろな殖産興業の守護神だそうで、何ともすごい神様です。
私の笠間稲荷神社参拝時の体験1
神社の前には門前通りがあり、お土産物屋がたくさん並んでいます。
車通りや人通りも多く、天気は悪かったのですが活気がある印象でした。
以前観光バスの運転手をしていた伯父から、焼き物が盛んで益子も近いためよく観光のコースに入れられているという話を思い出しました。
ほんとそれぐらいの活気でした。
こちらの神社は広く、鳥居をくぐってから拝殿や本殿に着くまでに露店が左右に並んでいます。
そういったお店を見ながら歩いて行くのも、とても楽しく感じました。
また、この笠間稲荷神社は日本酒が有名らしく、境内にいろいろな日本酒のラベルが展示されており面白く感じました。
私の笠間稲荷神社参拝時の体験2
さらに、境内には県の天然記念物に指定された樹齢400年の藤棚があります。
私が参拝した時は季節がまだ早く、見られなかったのでとても残念に思っています。
見頃は5月上旬から5月中旬にかけてのようですので、また参拝してみたいと考えてます。
ぜひこの動画で美しさを体験してみてください。
私の笠間稲荷神社参拝時の体験3
そして、実はこちらの神社のおすすめの1つに七味唐辛子があります。
露店が並ぶ場所からは外れた所に、ぽつんと1つのテントがあり、ここで売っている七味唐辛子は、好みに合わせて味を変えてくれるんです。
私は辛い物が苦手なので味見ができませんでしたが、家族へのお土産として購入しました。
販売していたのは「おばあちゃん」と呼びたくなるような温かい女性がお1人でした。
そんなにいいの?というくらい、たくさんおまけしてもらいました。
アクセス
最後に
以上が、私が参拝した中でおすすめする関東の神社です。
頻繁に参拝するようになるまでの神社のイメージは
- 神聖な場所
- 荘厳な空間
という固定観念がありました。
ですが、今回ご紹介した3つの神社はいい意味でその固定観念を崩してくれた神社です。
確かに、神社の空間は特別なものに感じました。
境内に入ると、人が多くてもごちゃごちゃした感じがしません。
お賽銭を入れて手を合わせると、とても神聖な気持ちになります。
たまには境内で気が抜けてしまったのか、ぼうっとしてしまったこともあります。
それだけ疲れた心が癒され、洗われたということかなと思います。
参拝理由が見つからないあなたへ
以前の私は神社を参拝することを『神社参拝=敷居が高い』と考えていました。
もちろんマナーや参拝手順はあります。
ですが、もっと気軽に参拝してもいいんだなと思うことができました。
なぜなら、参拝途中で様々な暖かい出会いがあったからです。
例えば、授与所の方、露店の方、参拝者の方達です。
私自身、御朱印集めというミーハーな動機から参拝を始めましたが、それでも何もしないよりよかったと考えています。
みなさんもまずは軽い気持ちで参拝してみませんか?
きっとよい出会いがたくさんあると思います。
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