生理中の神社への参拝はマナー違反ということをあなたは聞いたことがありますか。
私は聞いたことがあり、それ以来具体的に調べたわけではないのですが生理中は神社へ参拝してはいけないものだと考えてきました。
ですが、今回あるきっかけがあり生理中の参拝方法を調べることになりました。
その内容をまとめてみましたので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
お好きなところからどうぞ!
生理中の神社への参拝はマナー違反!?
先に結論からお話します。
結論から先に言うと、生理中であっても神社への参拝はマナー違反ではありません。
よく生理中は鳥居をくぐってはいけないと考え、鳥居をくぐらずに脇から入る人もいますがそうする必要はありません。
では、どうしてこういう考え方になったのでしょうか。
その考え方をまとめてみました。
鳥居の奥は神聖な空間だからケガレを持ち込まない
昔から『鳥居の奥は神聖な空間』と考えられています。
なぜなら神様の空間と考えられているからです。
そして、神様が嫌うことにケガレを持ち込むことです。
すると、多くの方が『血が出る=ケガレなのでは?』と考える人も多いと思います。
また、実際に『生理中は神社へ参拝してはダメ!』というようなことを言われた人もいると思います。
ですが、どの神社を見ても『生理中の参拝はお控えください』という看板は見たことないと思います。
つまり、神様が考えるケガレと生理には関係はないのです。
では、神様が考えるケガレとは一体何なのでしょうか。
ケガレとは気枯れのこと
ケガレとは気枯れると以前は書いていたそうです。
つまり、『気が枯れる=エネルギー不足』のことなのです。
そしてそれは、あなたの体調のことを表していると考えることができます。
人間のエネルギー=生命活動には以下の3つの要素が必要だと言われています。
- 気(き)
- 血(けつ)
- 水(すい)
です。
それぞれにはどういう意味があるのでしょうか。
気とはエネルギーのこと
身体のエネルギーのことです。
身体のどの機能を働かせるにはこの気が必要です。
この気があるからこそ、血液や水分を循環に動かし、そして新陳代謝の効果も高まると言われています。
血とは血液のこと
血とは血液のことを指します。
身体全体に栄養を運び、そして不要になった老廃物を体外へ放出する効果あります。
そのためには、血液の循環がスムーズでなければなりません。
つまり、血液の循環とは健康を維持することそのものに当たります。
水は体液のこと
水は体液のことを意味しています。
具体的には、体内の水分を指し以下の効果があります。
- 身体全体を潤してくれる
- 体温調節をする
- 関節の働きをなめらかにする
です。
つまり、人間の身体にはこの『気・血・水』のバランスが必要であり、このバランスが崩れると体調が悪くなるわけです。
生理中は『気・血・水』のバランスが崩れ『気枯れ』が起きる
生理になると身体から『血』が出ます。
すると、その他の『気』や『水』もバランスが崩れてしまうと言われています。
女性の方なら経験上わかっていただけると思いますが、生理になるとイライラしたり、肌があれたりしますよね。
つまり、それは気=エネルギーが不足している状態。
気枯れを起こしている状態といえます。
昔は今ほど交通の便が良かったわけではありません。
そして、遠くはなれた神社に歩いて参拝しようとすると、どうしてもエネルギーが必要になります。
つまり、昔は『生理になったら身体を休めて元気になってから参拝した方がよい』と考えられていたとも言われています。
それが、意味が捻じ曲がって伝わり『生理中に神社に参拝してはダメ』と言われるようになったようです。
※諸説はあります。
最後に
せっかく楽しみに神社に参拝したのだから、生理だからと言って遠慮せず自信を持って参拝してくださいね。
しっかり鳥居をくぐって参拝するようにしましょう。
でも、鳥居の真ん中を歩いてはダメですよ。
もし、より詳しい参拝方法を知りたい人はこちらの記事も合わせて読んでみてくださいね。
→開運したい人必見!神社で開運するための参拝方法の秘密がこちら!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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