あなたは厄払いについてどういうイメージを持ってますか?
『厄年=不幸な事が起きるかも・・・』というふうに漠然と考えている人がほとんどだと思います。
では、そもそも厄年や厄払いとはそもそも何なのでしょうか?
- 不幸な事が起きる年
- 災難に遭う年
など、色々疑問はあると思います。
今回はその厄年の考え方や厄払いに効果があるおすすめの神社をまとめてみました。
お好きなところからどうぞ!
そもそも厄年とは?
さて、厄払いの話をする前に、まずは厄年について書いてみたいと思います。
厄年とはかんたんにいうと「災難にあいやすい年」ということになります。
そのため、昔から厄年では
- 物事を慎重に進めなければならない
- 新しいことを始めるのはよくない
などと言われています。
厄年の考え方は古く古代の陰陽道からきているといわれていたり、または平安時代からの風習ともいわれています。
また、厄年は統計的にみると
- 病気になりやすい
- ホルモンのバランスが崩れやすい
年齢ともいわれています。
科学的根拠はありませんが、昔の人は経験的に厄年は気を付けた方がいいと考えていたのではないでしょうか。
科学的根拠はない・・・単なる迷信?
とはいえ、やはり気になりますよね、厄年。響きもあまり良くないですし。
最初から厄年と分かっているなら、『とりあえず厄払いには行っておこう!』と考え、神社に参拝に行く人も多いのではないでしょうか。
このとりあえず神社へ厄払いに行く人の多くがよく間違えしまうのが年齢の数え方なのです。
ですので、次は年齢の数え方をお伝えします。
厄年の年齢とは?
厄年は数え年の年齢です。数え年とは生まれた時を1歳とします。
ですので、たとえば現在満40歳のあなたは41歳とな、現在満31歳のあなたは32歳になります。
ここを間違えてしまうと1つずれてしまうので、注意が必要です。
厄年は4種類あり
厄年には種類があって
- 前厄
- 本厄
- 後厄
- 大厄
の4種類があります。
前厄
前厄とは本厄に入る前の年のことを意味します。
翌年が本厄になるため徐々に本厄に入っていくという感じで、本厄の次に気をつけたい年です。
本厄
本厄とはまさに厄年のまっただ中で最も慎重に行動すべき年のことです。
後厄
後厄とは本厄の次の年で厄の効力もだんだんフェイドアウトしていきます。
最後のアクだしできれいになっていくイメージですね。
ただ、厄年最後の年といっても油断は禁物と言われています。
大厄
大厄とは人生の中でも最も大きな厄年とされ、
- 男性42歳
- 女性33歳
がその年にあたります。
混乱すると思うので、下記に一覧をまとめて見ました。
ご参考にしてください。
また、男性と女性では厄年が異なるのでご注意ください。
男性の場合
- 24歳(前厄)25歳(本厄)26歳(後厄)
- 41歳(前厄)42歳(大厄)43歳(後厄)
- 60歳(前厄)61歳(本厄)62歳(後厄)
女性の場合
- 18歳(前厄)19歳(本厄)20歳(後厄)
- 32歳(前厄)33歳(大厄)33歳(後厄)
- 36歳(前厄)37歳(本厄)38歳(後厄)
- 60歳(前厄)61歳(本厄)62歳(後厄)
になります。
気になる厄払いの相場
では厄払いには費用がいくらいるのでしょうか。
神社参拝は一般的にお賽銭箱に小銭を投げ入れて神様に拝むというのがよくある光景ですね。
時として気合のこもった五百円玉とか千円札とかも見かけますが・・・。
ですが、厄払いとなればやはり正式に神主さんにご祈祷してもらうのがいいでしょう。
また、神社で祈祷してもらう時の料金の呼び方ですが、初穂料とか玉串料とかご祈祷料とか神社によって呼び名はさまざまですが、基本的には同じ意味です。
祈祷料の相場ですが、神社によってまちまちです。
祈祷料の相場は5000円〜。
田舎や地方によっては3000円〜。という神社も見受けられます。
また、会社や法人では10000円〜。というのもあります。
ご祈祷料を多く払うということにこしたことはありませんが、金額が高ければいいというものではありません。
大事なのは御守りやお札を買う、あるいはセレモニーを体験するといった物やサービスをお金で買うといった気持ちではなく、神様に対して捧げるという感覚が好ましいですね。
その捧げた至誠を神様がご照覧されてご神徳を人々に与えるのです。
昔の人々は収穫された米や野菜をあるいは魚を神様に感謝をこめて捧げたわけですね。
おすすめの厄払いの神社を紹介します!
箱根神社(はこねじんじゃ)
関東にある神社のなかでも圧倒的にダントツに開運効果が抜きん出ているのが、この箱根神社です。
古来から多くの崇敬者を集め、鎌倉幕府を作った源頼朝や江戸幕府を作った徳川家康なども熱心な崇敬者でした。
特に頼朝公は敬神の情が篤かったことで有名です。
近年においても関東近郊の人々はもちろん全国的にも有名な神社であり、関東における代表的な神社といっても過言ではないでしょう。
箱根神社のご利益とは・・・
- 厄除開運
- 出世運
- 勝負運
- 仕事運
- 金運
など厄払いだけではなく、はじめさまざまな願いを叶えてくれるのが箱根神社のご利益です。
また、箱根神社は関東総鎮守(関東圏内をテリトリーに持つ神様)です。
特に、
- 関東に住まわれる方
- 関東にビシネスを新規に展開したいという方
- 出張で関東に来た方
などは絶対に参拝しておきたい神社です。
関東一円の地域のことならお任せあれ、といったところでしょうか。
ぜひ参拝することをおすすめします。
九頭龍神社(くずりゅうじんじゃ)
芦ノ湖に位置し九頭龍神(くずりゅうじん)の伝説を今に伝える龍神信仰の神社です。
その昔、人々を困らせていた荒れ狂う毒龍を万巻上人(まんがんしょうにん)が調伏し、毒龍は改心しました。
そして、芦ノ湖を護る龍神として生まれ変わったのです。
それをきっかけに万巻上人が社を建て祀った神社が、九頭龍神社のはじまりであると言われています。
絶大なる龍神のパワー・・・九頭龍神社のご利益は?
九頭龍神社は、箱根神社の摂社という位置づけです。
なので、まずは箱根神社に参拝してから九頭龍神社に参拝するようにしましょう。
実際、『箱根神社より九頭龍神社の方がご利益があるよ』という人もいますが、出来れば箱根神社に参拝した後に九頭龍神社に参拝するのがいいそうです。
なぜなら、神社の神々も礼節を重んじるのです。
気になるご利益は
- 金運アップ
- 縁結び
に効果があるとして有名で、若い女性の参拝者もよくみかける人気のある神社です。
三峰神社(みつみねじんじゃ)
ご祭神は国生みの神様であるイザナミノミコトとイザナギノミコトです。
三峰神社のご眷属(けんぞく)は狼です。ご眷属とは、わかりやすく言うと神様の使者のことです。
神社のご利益とは眷属の働きがほとんどなのです。
ちなみに三峰神社の境内の狛犬(こまいぬ)は狼なんですよ。
狼が三峰神社のご眷属であるその由来は、古代の英雄である日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を道案内したのが、狼だったということで、三峯神社でのご眷属になっているそうです。
三峰神社のご利益とは・・・?
三峰神社のご利益として有名なのが憑き物落としだそうです。
憑き物(つきもの)というのは狐や狸の動物霊や生きた人間の発する生霊などです。
厄払い以外のご利益としては
- 縁結び
- 金運アップ
- 浄化
- 仕事運アップ
などのご利益があるといわれています。
最後に
日本には様々な神社があります。
厄年・厄払いなどの昔からの風習が日本には残っており、日本人は厄年になると神社やお寺にこぞって厄払いに行きます。
その参拝時にこの記事に書いた気をつける事をまとめてみると、
- 参拝する年齢は数え年の年齢
- 参拝した時は神主さんにご祈祷していただく
- お金を払えばいいというわけではなく、神様に奉納するという気持ちを持つ
- 男性42歳・女性33歳は厄年の中でも特に気をつけなければいけない大厄に当たる
ということになります。
少しでもあなたの厄年がよくなることをお祈りしております。
また、ぜひお時間があればおすすめ神社にも参拝し、厄払いもしてみてくださいね。
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