香川県にある金刀比羅宮についてまとめてみた!階段の詳細もあり!

香川県にある金刀比羅宮についてまとめてみた!階段の詳細もあり!

いつもこの神社ブログをご覧になっていただきありがとうございます。

今回のブログは香川県に位置する『金刀比羅宮』についてまとめてみました。

 

四国を旅行する人数は、他の都道府県に旅行に行く人数を比べて少ないと思います。

ですが、その四国には歴史ある有名な神社がいくつか存在しています。

 

その1つが今回紹介する香川県の金刀比羅宮です。

『こんぴらさん』の名称で親しまれている神社です。

 

私も以前参拝させていただいたことがありますが、まずはその階段の多さに驚かされてしまいました。

そして、頂上からの景色も。

 

今回も様々な情報をまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

香川県にある階段が有名な金刀比羅宮とは?

香川県で最も?と言っていいほど有名な神社が『金刀比羅宮』です。

読み方は『ことひらぐう』と読みます。

 

そして、この香川県の『金刀比羅宮』は日本国中の

  • 金刀比羅宮
  • 琴平神社
  • 金刀比羅神社

の総本宮になります。

 

また、日本には歴史ある神社が複数あります。

一般の人が神社を参拝する3大行事が以下の3社を参拝することと言われています。

  • 伊勢神宮:お蔭参り(おかげまいり)
  • 金毘羅参り
  • 京参り

です。

そして、この金比羅参りとは今回ご紹介する『金刀比羅宮』を参拝することをいいます。

 

では、その『金刀比羅宮』にはどのような歴史があるのでしょうか。

 

金刀比羅宮には2つの由縁がある

1つ目は琴平神社から始まります。

それは昔、

  • 大物主命(おおものぬしのみこと) ※日本の神話に出てくる神様です。

が象頭山(ぞうずさん)で行宮を営んだ跡を祀ったのが琴平神社だったと言われています。

 

その琴平神社が中世以降に仏教の金比羅と習合(しゅうごう)し、金毘羅大権現と称したとするもの。

ちなみに、習合とは以下の内容になります。

習合(しゅうごう)とはさまざまな宗教の神々や教義などの一部が混同ないしは同一視される現象のこと。

引用元:wikipedia

 

もう1つの説は以下になります。

 

象頭山に真言宗の松尾寺がありました。

 

その松尾寺には鎮守神として金比羅が祀られており、大宝年間(たいほう又はだいほうねんかんは、日本の元号のひとつで、701年 から704年の期間)に役小角(えん の おづの /おづぬ /おつの)が象頭山に登りました。

 

その時に護法善神(仏法および仏教徒を守護する主に天部の神々のこと)金毘羅の不思議な体験をされたことによってこれが伝承され金毘羅大権現になったともされています。

 

では、その金刀比羅宮にはどのような神様が祀られているのでしょうか。

 

金刀比羅宮の御祭神

金刀比羅宮の御祭神は以下の通りになります。

  • 大物主神(おおものぬしのかみ)

です。

 

また、相殿(あいどの)に、

  • 崇徳(すとく)天皇

が祀られています。

※相殿とは主神を含めて同じ社殿に2柱以上の複数の神が祀られた社殿のこと。

 

ちなみに、御祭神である大物主神は天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟である、

  • 建速素盞嗚命(たけはやすさのおのみこと)

の子供になります。

 

また、その御神徳は

  • 農業殖産
  • 漁業航海
  • 医薬
  • 技芸

などに効果があると言われており、全国の人々の信仰を集めています。

 

金刀比羅宮は階段で有名!?その段数は?

香川県外の一般の人で『金刀比羅宮』という名前を知っている人は少ないかもしれませんが、『階段がすごく多い神社』というと『四国にあると聞いたことがある』と言う人もいます。

 

つまり、階段が多いことが金刀比羅宮の1つの特徴となっています。

では、一体その階段は何段あるのでしょうか。

 

またその階段を上り頂上まで到着するためには、一体何分ぐらいかかるのかまとめてみました。

 

階段の数は1368段!

なんと金刀比羅宮の階段の総合計は1368段にもなります。

本宮までが785段あります。

そして、本宮で『もう終わり!』と思うとさらに先につづきます。

 

その頂上にある奥社までは残り583段。

まだ半分近くあります。

 

では、その階段の途中に何があるのかまとめてみました。

 

100段目 一之坂鳥居

 

一之坂鳥居が現れます。

この先は勾配が〜100段目よりも急になるので注意が必要です。

 

168段目 灯明堂

国の重要文化財である灯明堂。

ほとんどの人が階段を登ることに必死なので気が付きません。

ですが、中には釣燈籠があります。

昼間は暗くて中があまり見えませんが、夜になると階段を照らすオレンジ色の光をともします。

 

351段目 金刀比羅本教総本部

1877年(明治10年)に建築されました。

場所は大門の手前の右側にある建物がそれになります。

 

365段目 大門

こちらの大門は水戸黄門で有名な水戸光圀公のお兄様で松平頼重公から寄贈されました。

 

365段から431段 桜馬場

桜馬場とは365段から431段までの名称になり、桜のシーズンになると両サイドに桜がキレイに咲き誇ります。

 

431段目 こんぴら狗の銅像

湯村輝彦さん(絵本作家)のデザインの銅像です。

 

477段 書院前庭

蹴鞠のイベントが年2回行われる場所になります。

 

595段目 祓戸社(はらえどしゃ)

神様が祀られており、罪や穢を祓い清めてくれると言われています。

 

595段目 火雷社

祓戸社と同じ595段目にあります。

場所は祓戸社の端にあります。

こちらは消防などに効果がある神様が祀られています。

 

628段目 旭社(あさひしゃ)

1837年建築された建物です。

 

642段目:賢木門(さかきもん)

さかきもんの名前の由来は、昔柱が逆さに付けられており『逆木門』と呼ばれていたことに由来します。

652段目:闇峠(くらがりとうげ)

木々が多く穏やかな気もちになれる場所です。

ちなみに、登ってくる途中に唯一ある『下る階段』がこの手前にあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

理由は、この『下る1段』を入れないと本宮までは786段になり『なやむ』となります。

ですので、1段『下る』ことによって785段としたと言われています。

 

785段目 本宮

ここまで約40分〜50分程度だと言われています。

もちろん、その人の登るスピードにもよるので、ゆっくり確実に進むことをおすすめします。

達成感にひたりましょう!

 

でも・・・階段はまだ続きます。

 

809段目 真井橋(まないばし)

真井渓(まないだに)がすぐあります。

832段目 常盤神社

とても小さな神社ですがぜひ参拝してみてくださいね。

932段目 白峰神社(しらみねじんじゃ)

紅葉がとても美しい場所になります。

秋に訪れたい場所ですね。

 

1013段目 熊の木

やっと1000段を突破しました。

木登りをしている熊に見えることからこの名前がついたと言われています。

 

1098段目 卯花谷

ここには休憩所があるため休憩することができます。

もう少しで頂上です。

ですが、ここから少し急な階段が続きますのでここでゆっくり休んでから再開するといいかもしれませんね。

 

1261段目 手水舎

1368段まであと残り127段。

ちなみに、手水舎の作法がわからない方はこちらの動画を参考にしてみてくださね。

 

1368段目 奥社

奥社の正式な名称は『厳魂神社(いづたまじんじゃ)』になります。

本当におつかれさまでした。

 

今度は階段を”下る”ことになるのですが、今はゴールしたことを楽しみましょう。

では、その往復にどれぐらい時間がかかるのでしょうか。

 

金刀比羅宮の頂上までかかる時間は約1時間!

これは本宮の先にある奥社までの時間になります。

本宮までは、先程書いたように785段ぐらいですので片道40分から50分程度。

ですので、往復で1時間20分から1時間40分程度かかると言われています。

 

そこから先にある奥社まではさらに20分程度かかると言われています。

ですので、1段目から奥社(1368段目)まで片道1時間から1時間10分程度。

つまり、往復で2時間から2時間20分程度かかると言われています。

 

もちろん、あなたが登るスピードにもよりますが、決して無理せずに時間的な余裕を持って階段を登ることをおすすめします。

 

香川県の金刀比羅宮の基本情報がこちら!

  • 住所:香川県仲多度郡琴平町892-1
  • 電話番号:0877-75-2121
  • 営業時間:表書院・高橋由一館・宝物館 8:30〜17:00(入館は16:30まで)
  • 定休日:無休
  • 参拝費用:無料

 

金刀比羅宮へのアクセス方法

JR高松駅よりお車で約1時間の距離になります。

引用元:google map

 

JR琴平駅より徒歩約40分の距離になります。

引用元:google map

 

金刀比羅宮周辺の駐車場情報

金刀比羅宮へお車で向かう方は当然駐車場にお車を停める必要があります。

いくつか紹介させていただきますね。

 

  • こんぴら一段目駐車場

引用元:google map

琴平駅から車で約6分の場所にある駐車場になります。

 

カーナビで検索する人は下記の住所で検索してもいいかもしれませんね。

  • 香川県仲多度郡琴平町820

 

スマホで表示したい人はこちらのリンクをクリックしてくださいね。

https://goo.gl/maps/awdRySMHJa22

 

ちなみに、駐車料金は500円です。

 

  • 琴平石段口駐車場

引用元:google map

こちらも琴平駅から車で約6分の場所にある駐車場になります。

 

カーナビで検索する人は下記の住所で検索してくださいね。

  • 香川県仲多度郡琴平町(その他)806

 

スマホで表示したい人はこちらのリンクをクリックしてくださいね。

https://goo.gl/maps/fYVGe1vw6B32

 

ちなみに、駐車料金は20分100円ですが、提携先のお店で2000円以上購入すると無料になります。

 

  • タイムズ琴平こんぴら前

引用元:google map

こちらは琴平駅から車で約5分の場所にある駐車場になります。

 

カーナビで検索する人は下記の住所で検索してくださいね。

  • 香川県仲多度郡琴平町631

 

スマホで表示したい人はこちらのリンクをクリックしてくださいね。

https://goo.gl/maps/PzQW36UvXYz

ちなみに、以下の通りになります。

  • 平日: 300円/60分 1日最大500円
  • 週末+祝日 500円/60分 1日最大800円

です。

 

また、こちらの駐車場ですが121台もの車も駐車できるので、混雑時にはおすすめの駐車場となります。

 

最後に

いかがでしたか。

今回は香川県にある『金刀比羅宮』についてまとめてみました。

1番始めにもお伝えしましたが、四国への旅行者は少ないと思います。

 

ですが、その分新しい発見もあると思います。

もし香川県を訪れることがあるなら、ぜひ金刀比羅宮に参拝してみてくださいね。

 

確かに階段は大変ですが、それ以上のものを得ることができると思います。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

このブログが少しでもあなたの神社参拝の参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です