あなたは、鳴無神社(おとなしじんじゃ)という神社を御存知でしょうか?
鳴無神社は、高知県須崎市にある神社です。
鳴無神社は、参道が海から入るように作られているのが大きな特徴で、海に向かって建っているため、「土佐の宮島」と呼ばれることもあります。
周辺の景色と合わせて、とても壮大な眺めが見られるということで、インスタ映えするスポットとしても話題となっています。
そして、音鳴神社は、ぜひ多くの方に参拝してほしい、大きなご利益のあるパワースポット神社となっています。
そこで今回は、四国の一大パワースポットである鳴無神社について、そのご利益や効果などを詳しくご説明したいと思います。
鳴無神社とは?
上で述べたとおり、鳴無神社は、四国地方の高知県須崎市にある神社です。
四国の一大パワースポットとして知られています。
主祭神として、一言主(ひとことぬし)を祀っています。
鳴無神社の社伝によれば、その昔、葛城山にいた一言主命と雄略天皇との間に争いが起こり、一言主命は船出をして逃れていきました。
そして、雄略天皇4年の大晦日にこの地に流れ着き、神社を造営したのが始まりであるとされています。
しかし実際には、鎌倉時代の1251(建長3)年に創建されたとのことです。
その後、鳴無神社は、江戸時代の1663(寛文3)年、第2代土佐藩主・山内忠義によって、本殿と幣殿、拝殿が再建されています。
この再建された本殿・幣殿・拝殿の3棟が、国の重要文化財に指定されています。
ちなみに、一言主は、土佐国一宮の土佐神社と同じ祭神でとなっていますが、土佐神社は当神社の別宮であったとも言われています。
鳴無神社は、高知の浦ノ内湾の奥、鳴無地区に位置しています。
鳴無神社の大きな特徴として、神社の参道は海から入るように作られており、また、海に向かって社殿が建っています。
こうしたことから、鳴無神社は広島県の宮島となぞらえて、「土佐の宮島」と呼ばれることもあります。
神社自体はそこまで大きいものでなく、迫力があるという様子でもありません。
ですが、この海から続く参道や海に向かって建つ社殿と、周囲の雄大な風景が合いまって、とても風情のある美しい眺めを形作っています。
そのため、多くの参拝者が訪れ、インスタ映えするスポットとしても話題となっています。
この美しい眺めをみなさんもぜひ実際にご覧になってみてください。
また、鳴無神社では、毎年8月には神輿を乗せた船団が勇壮な夏祭「志那禰祭(しなねまつり)」が、旧暦の8月にはチリヘッポと呼ばれる古式行事が行われますので、こちらも興味があってご覧になりたい方は時期を合わせて参拝に行ってみましょう。
<住所>
須崎市浦ノ内東分鳴無
<アクセス>
- 高知自動車道須崎東ICから車で15分
- JR土讃線多ノ郷駅から車で15分
<駐車場>
無料(普通車)約5台
鳴無神社のご利益や効果は?縁結びのパワースポット
鳴無神社は、縁結びのパワースポットとして有名です。
その昔、現在の天皇陛下も、皇后・雅子さまとの縁結びの関係でお忍びの方が来られていたとも言われています。
皇室のご縁を結んでいることからも、鳴無神社の縁結びのご利益とその効果が大きいことがうかがえますよね!
また、鳴無神社では、縁結びのおみくじが売られています。
縁結びのおみくじ自体は、ほかの神社でもよく売られていると思いますが、普通は、おみくじを見た後に境内に結んで帰るのが一般的かと思います。
しかし、鳴無神社の縁結びおみくじは、他の神社のように結んで帰るのではなく、くじを見た後、海に流すというスタイルとなっています!
とても珍しい形式ですよね。
実は、おみくじの紙は、水に溶ける素材となっていて、海に入れても自然に還る紙質になっています。
こういった配慮も素晴らしいですよね。
その結果、鳴無神社を訪れ、おみくじを引いた大多数の女性が、この「海に流す儀式」をして帰られるということです。
あなたもぜひ訪れた際は、おみくじを引いて、この儀式を体験してみてくださいね。
まとめ
以上、四国の一大パワースポットである鳴無神社について、そのご利益や効果などを詳しくご説明しました。
いかがでしたか?
鳴無神社は、四国地方の高知県須崎市にある神社で、四国の一大パワースポット。
近隣の人はもちろんのこと、県外の人もぜひお時間を見つけて参拝することをおすすめします。
そして、縁結びの一大パワースポットのご利益をいただき、雄大な景色とおみくじを流す儀式を体感・体験してみてくださいね。
きっとご利益にあずかることができるでしょう。
この記事があなたのお役に立てば幸いです。
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