あなたは宗像(むなかた)大社をご存知でしょうか。
宗像大社は、日本各地に約7000社ある宗像神社、厳島神社、および宗像三女神を祀る神社の総本社を指します。
また、伊勢神宮や出雲大社と並び、最高神である貴(むち)の称号を持ち、道主貴(みちぬしのむち)と称されています。
そして、『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群の1つとして世界文化遺産として2017年に登録されています。
そんな、日本でも有数の宗像大社にお参りすれば、恋愛運が向上すると話題になっているそうです。
そこで、今回は縁結び効果が凄いといわれる宗像大社についてまとめました。
様々な情報をまとめていますので、是非最後までご覧になってくださいね。
お好きなところからどうぞ!
宗像大社の御祭神
宗像大社の御祭神は天照大神の御子神で3柱の神々です。
その3柱の神々は三女神と呼ばれています。
三女神のお名前はこちらになります。
- 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)
- 湍津姫神(たぎつひめのかみ)
- 田心姫神(たごりひめのかみ)
です。
市杵島姫神は 辺津宮(へつぐう)、湍津姫神は 中津宮(なかつぐう)、田心姫神は 沖津宮(おきつぐう)にお祀りされています。
そして、この3宮を総称して『宗像大社』とされているそうです。
宗像大社の由緒
宗像は日本で最も中国大陸や朝鮮半島に近く、昔から貿易や文化の窓口として重要な土地でした。
また、『日本書紀』には『歴代天皇のまつりごとを助け、丁重な祭祀を受けられよ』と天照大神のお言葉があったそうです。
ですので、三女伸が宗像の地に降りられたのだとか。
そのことで、三女伸が宗像大社でお祀りされるようになったそうです。
『神宿る島』沖ノ島
沖津宮がお祀りされている沖ノ島は『神宿る島』と呼ばれ、九州と朝鮮半島を結ぶ玄界灘の中央にあるそうです。
また、女人禁制で女性は今も昔も沖ノ島に渡ることはできません。
その理由は、神道の世界では血液を『穢れ』として禁忌(きんき)しているそうです。
ですから、月経(げっけい)がある女性を渡航禁止にしたのだと言われています。
一方、宗像大社の関係者は『沖ノ島への渡航は危険であることから、子孫を守るために女人禁制にした』と説明しています。
そんな、風習を現在も守り続けているのが神の島である沖ノ島です。
また、沖ノ島には約10万点もの貴重な品々が見つかっています。
それは、勾玉、金製指輪、三角緑神獣鏡(さんかくえんしんじゅうきょう)、金銅製竜頭(こんどうせい りゅうとう)などで約8万点が重要文化財として国宝に指定されています。
これらのものは、国の繁栄などのために神様にお供えされたものとして考えられています。
このことから、沖ノ島は『海の正倉院』とも称されています。
そして、この貴重な品々は辺津宮にある神宝館に保有されているそうです。
2018年から一般男性も入島禁止に
『神宿る島』沖ノ島は宗像大社の神領となって以来、女性だけでなく一般男性の入島が厳しく制限されてきました。
ですが、1958年以来、1年に1度だけ入島を許される日があります。
それは、日露戦争の戦没者を慰霊するために『現地大祭』が開催される5月27日です。
その時だけ、抽選で選ばれる約200人が沖ノ島に入ることを許されたのです。
しかし、沖ノ島を世界遺産に申請したことで、一般男性の入島を禁止することになりました。
なぜなら、女人禁制の風習からヒンズー教徒の人々や女性権利団体から非難を受け、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に世界遺産に登録しないよう要求したからです。
そのことから、女性だけでなく男性の入島も禁止することで、男女平等の問題解決を世界にアピールしたのです。
そして、2017年に世界遺産に登録されることになりました。
ちなみに、神社関係者や研究者などは入島を認められています。
宗像大社を参拝することでご利益をあずかれる
宗像大社に参拝することでご利益に授かれるといわれているのですが、そのご利益を紹介したいと思います。
そのご利益はこちらになります。
- 恋愛成就
- 夫婦円満
- 縁結び
- 金運アップ
- 才能開花
- 大願成就
- 交通安全
となっております。
『相生の樫』を訪れると恋愛成就のご利益を授かることができる
宗像大社に『相生の樫』と呼ばれる御神木があるのをご存知でしょうか。
『相生の樫』は高宮祭場に向かう途中にあります。
その御神木は、2本の幹から伸びた枝が夫婦のように仲睦まじく結ばれたように見えることから、『相生の樫』と呼ばれるようになりました。
そのご利益は、もちろん恋愛成就・夫婦円満です。
そのご利益の効果は素晴らしく、SNSで話題になり、注目を集めています。
また、復縁にも効果があるということで、好きな人と別れてしまったという方もこの場所を訪れるそうです。
口コミサイトでも、『神が宿る島』と言われるだけあって願いが叶いましたとの内容が書き込まれているのだとか。
そんな、素晴らしいパワースポットにみなさんも行ってみてはいかがでしょうか。
宗像三女神降臨の地『高宮祭場』
宗像大社には御祭神であられる宗像三女神が、降臨なされたといわれる場所があります。
その場所は、『相生の樫』がある道を進んだ場所にあります。
『高宮祭場』は、日本でも直接訪れることができる数少ない古代祭場の1つです。
その数少ない古代祭場のなかでも、とりわけ力の強いパワースポットと言われています。
そのご利益は、大願成就。
『高宮祭場』を訪れた方の心からの願いを叶えてくれるといわれているのです。
男性は、仕事運や出世運など仕事関係のご利益が叶うことが多いとされています。
女性は、恋愛成就や夫婦円満が叶うことが多いとされています。
また、『相生の樫』と合わせて訪れることで、よりご利益の効果が強まるといわれています。
さらに、良縁に恵まれるとされており、縁結びのご利益があるとされています。
ですので、宗像大社を訪れた際には、『相生の樫』と合わせて訪れることをおすすめします。
御祭神の1人である『市杵島姫神』のご利益
宗像大社の御祭神であられる『市杵島姫神』にご利益が授かれるといわれています。
なぜかというと、『市杵島姫神』がある神様と同一視されているからです。
その神様は『弁天様』。
『弁天様』をご存知の方は多いのではないでしょうか。
日本でも有名な七福神の1柱であられる『弁天様』です。
本来は『弁才天』と呼ばれているように、『才』を司っておられ、弁舌・音楽・知恵などの女神さまです。
また、日本では財宝神としての顔を持つようになり、『弁財天』と呼ばれることもあります。
ですので、才能開花・金運アップのご利益が授かれるともいわれています。
宗像大社へのアクセス
宗像大社(辺津宮)へのアクセスはこちらになります。
- 住所:福岡県宗像市田島2331
- 電話番号:0940-62-1311(代)
- 九州自動車道 若宮インターから約20分・古賀インターから約25分
になります。
また、公共機関の場合はこちらになります。
- JR東郷駅北口下車、 神湊波止場行きバス(宗像大社経由)で『宗像大社前』まで約12分
- 『天神・日銀前』から『宗像大社前』まで約62分 ※西鉄バスむなかた号
です。
また、宗像大社(中津宮)へのアクセスはこちらになります。
- 住所:福岡県宗像市大島1811
- 電話番号:0940-72-2007
です。
駐車場はあるみたいなのですが、フェリーで海を渡らないといけないため車での移動はおすすめしません。
公共機関での移動はこちらになります。
- JR東郷駅下車、福間行きバス(神湊経由)で『神湊波止場』まで約20分
- 市営渡船「しおかぜ」またはフェリー「おおしま」で大島港へ※渡船時刻表
- 乗船時間:しおかぜ約15分、おおしま約25分
です。
宗像大社の縁結び効果 まとめ
いかがでしたか。
今回は、縁結び効果が凄いと話題になっている、宗像大社についてまとめました。
残念なことに『沖津宮』には行くことができなくなりました。
しかし、辺津宮・中津宮には行くことができますので、恋愛成就のご利益を授かるために訪れてみてはいかがでしょうか。
また、辺津宮・中津宮の両方を訪れることをおすすめしますが、お時間のない方は辺津宮だけでも訪れてみてください。
『高宮祭場』と『相生の樫』のパワースポットのご利益で、恋愛運・結婚運を高めることができることでしょう。
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