太宰府天満宮のパワースポットとそのご利益の効果を解説してみた!

太宰府天満宮のパワースポットとそのご利益の効果を解説してみた!

太宰府天満宮といえば、学問の神様としてご存知の方も多いのではないでしょうか?天神さまとして広く親しまれている菅原道真公をお祀りしているのがその所以です。

 

でも毎年多くの参拝者で賑わうのは、他にもたくさんの魅力があるからなんです!

そこで、太宰府天満宮が福岡のパワースポットとして人気を集めている理由と、そのご利益について調べてみました。

 

初詣には全国から毎年200万人、年間では1,000万人以上の参拝者が集まるという太宰府天満宮。

神社周辺でも魅力がいっぱいの神社について、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

道真公が、なぜ太宰府に?

そういえば、学問の神さま・道真公はどういう経緯でこの地へ来られたのでしょうか?

 

道真公は845年に京都でお生まれになりました。幼少期から詩歌や学問にその才能を発揮させ、やがて一流の学者・政治家・文人としてご活躍されていました。

 

しかし、政略によって無実の罪で、京都から福岡・太宰府へ左遷されてしまったのです。

 

903年にお亡くなりになった後、道真公の門弟が亡骸を牛車に乗せて運んでいたところ、その牛が伏して動かなくなってしまったのを見て、道真公の御心の意思と察し、その地に埋葬されることとなったそうです。

 

このことから、全国におよそ12,000社ある天神さまをお祀りする神社の総本宮として、今日まで多くの参拝者に愛され親しまれ続けています。

 

太宰府は福岡一のパワースポット!

前置きが長くなりましたが、ここからが本題のパワースポットについてです!

人生を歩むなかで避けては通れない『受験』『就職』。

 

それらの目標を達成できるように、参拝者の方々は祈願し、ご神徳をいただきながら勉学に励むことになります。

 

一般的な参拝はもちろん、ご神前にてお名前・ご住所を読み上げる祈願祭も斎行されているので、受験生がご家族で来られることも多いのだそうです。

 

見事願いがかなった受験生の方々は『お礼参り』をする習慣もあり、感謝の気持ちを伝えに行きます。

また、道真公はとても誠実であったことから、至誠の神さまとして厄払いをお願いする参拝者もたくさんいらっしゃいます。

 

太宰府天満宮には、ご利益のある“かわいい”がいっぱい

迷っちゃうほど種類の多いお守り

神社に来たらやっぱりほしくなるのがお守りですよね。

 

太宰府天満宮には以下のようなお守りがあります。

  • 定番の袋タイプ
  • ストラップになっていて身につけ易い小さなきんちゃくタイプ
  • 汚れにくいビニールケースに入った薄型タイプ

などさまざまなラインナップが揃っています。

 

たくさんありすぎて迷ったら、『学業御守』がおすすめ。

  • ピンク

と色も選べるので、受験を控える方へのお土産としても人気が高いんだそうです。

 

また、福岡に住む学生さんなら先生からいただいた人も多いはず!?

太宰府天満宮のオリジナル鉛筆。

  • 自信は努力から
  • 日々の努力

など印字されていて、受験勉強中や受験本番でも励みになることでしょう。

 

御朱印と御朱印帳

オリジナルの御朱印帳もあり、太宰府天満宮をきっかけに御朱印集めを始めた人も少なくないんだとか。

黒地に梅の紋をあしらったシックなものから、BEAMSとコラボした梅の木と鶯モチーフのポップなものまであるのも特徴です!

 

また、太宰府天満宮では2種類の御朱印をいただくことができます。

1つ目はもちろん、太宰府天満宮の御朱印。

太宰府天満宮』という文字に神紋の梅の形の朱印が押されたものです。

 

2つ目は開運の神様・天開稲荷神社の御朱印。

本殿裏にある山をのぼったところにある天開稲荷神社は九州最古の稲荷神社として親しまれています。

この道はちょっと歩きにくいので、ヒールでは少し辛いかも。

来るたびに色が違う!?期間限定おみくじ

一般的におみくじといえば、白ですよね。

でも太宰府天満宮は季節によっておみくじの色が変わるんです。

 

  • 元旦から3月末までは、梅にちなんで淡いピンク色。
  • 4月から5月末までは、楠若葉の色(淡い黄緑色)。
  • 6月は花菖蒲の紫色。
  • 7月から8月末は涼しげな水色。
  • 9月は稲穂をイメージした黄色。
  • 10月は特別受験合格祈願のイメージカラーで濃い水色。
  • 11月から年末までは紅葉の色で黄色・橙色・赤色。

 

変わり種でいうとサッカーワールドカップの時期にはサムライブルーの青だったりと、時事に合わせた色も取り入れていて、行くたびに『今日は何色かな?』なんて話しながら行くのも楽しみになりそうですね。

 

参拝だけじゃない!太宰府天満宮の境内の歩き方

四季折々の花の名所

太宰府天満宮の境内には、リピーター参拝者を引き付けるたくさんの魅力がありますが、まずはシンボルともいえる梅の木。

毎年梅の季節になると、約200種類、約6,000本の紅梅・白梅が境内を華やかに彩ります。

 

なぜ太宰府天満宮にはこんなに梅の木があるのでしょうか。

 

それは道真公が梅をとても愛していたからです。道真公の詠んだ和歌の中でこんな一句があります。

 

東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ

梅の花よ、春風が吹いたら匂いをよこしておくれ。主人が不在でも春を忘れるな、という意味で、飛梅伝説のきっかけになったと言われています。

 

梅以外にも春には桜や藤が咲き乱れ、梅の花が散っても人々の目を楽しませてくれます。

梅雨には花菖蒲が水辺を彩り、夜に貼るとライトアップも実施されています。

 

秋には道真公が愛でていた菊にちなんで、菊花展が開催されます。

紅葉は太宰府天満宮の他に、ほど近い場所にある光明禅寺でも楽しめますので、秋に訪れたのならぜひ足を伸ばしてみてください。

 

御神牛のご利益

鳥居をくぐって参道をまっすぐ進むと、突き当たりに御神牛が座ってらっしゃいます。

と言っても本物の牛ではなく、牛の像。

 

この像の頭を撫でると知恵を授かり、自分の病気や怪我がある場所を撫でると回復すると言われています。

休日にはその像を一撫でしようと列ができることもあるようで、すでに頭の部分は金色にピカピカ輝くほど!

 

実は銅像・石像あわせて全部で11頭の御神牛がいらっしゃるそうで、すぐには見つけられない場所に隠れている像もいるかも?

みんなで境内を散策する楽しみになりますね。

 

3つの御神橋

太宰府天満宮には心字池にかかる3つの御神橋があるのですが、手前の橋から『過去、現在、未来』を表していて、それぞれルールがあります。

 

1つ目の太鼓橋は過去。

渡っている間は決して振り返らず、まっすぐ前を見て渡りきること』。

 

2つ目の平橋は『立ち止まらずひたすら進むこと』。

そして3つ目の太鼓橋は『躓(つまず)かぬよう、気を付けて渡ること』。

ちなみに帰るときは別のルートがあるので、橋を逆方向に渡ることはありません。

 

混んでいるときはなかなか実践が難しいかもしれませんが、ちょっとした知識を知っているだけで、参拝への道が楽しくなりますよね。

 

ちょっと休憩。それなら『梅ヶ枝餅』で決まり!

梅ヶ枝餅』というからには梅味の餅、というわけではありません。

 

もち米とうるち米をブレンドした生地に餡子を入れて、専用の型で押すように平べったく焼き上げる餡餅のこと。

太宰府といえば『梅ヶ枝餅』と言っても過言でないほど人気で、参道周辺におよそ30もの店舗が軒を連ねています。

 

地元の人の間では、○○屋のがおいしい、うちは○○屋のだ、という自分のこだわりの店を持っている人も多くいますが、結局はどこで食べてももちっとしていてやさしく甘いお餅です。

 

お土産に買って帰る人も多いのですが、目の前で焼き上げてアツアツをいただけるのはやはり参拝者の特権のひとつと言えるでしょう。

白くて丸い餡餅の中心にジュっと焼き付けられた梅の印が写真映えするかも?

 

実際食べた人の中には、その味が忘れられないという投稿をしている人もいます。

 

知る人ぞ知る豆知識ですが、毎月17日には古代米入り梅ヶ枝餅が、25日にはヨモギ入り梅ヶ枝餅が販売されるということで、その日を狙って参拝するのもありかもしれません。

 

せかっくなら参道も楽しもう!

鳥居をくぐってからも、200メートルにわたる参道の両脇には梅ヶ枝餅屋はもちろん、お土産店やカフェがたくさん並んでいます。

お茶屋さんや箸屋さんなど和なものが多いなか、ひときわ目につくのが『スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店』ではないでしょうか。

それもそのはず、世界的にも有名な建築家・隈研吾氏がデザインしたコンセプトストアなのです。

 

規則的に並べられてた、突き出すような木組の外装は『自然素材による伝統と現代の融合』をテーマにしているそうで、太宰府天満宮のもつ伝統を意識しているのですね。

 

店内にも天井や壁にその木組が埋め尽くされていて、写真を撮る観光客の方もよく見られます。

この店舗では福岡限定デザインのマグカップやタンブラーも販売されていますので、自分用やお土産にもちょうどいいかもしれません。

 

次は2019年(平成31年の)太宰府天満宮の初詣情報をご紹介したいと思います。

 

太宰府天満宮の初詣は混雑するの?

全国から初詣に200万人物人が訪れる太宰府天満宮。

交通の安全と円滑を図るため、12月31日から1月3日までの期間中は臨時の交通案内が実施されます。

 

そして、太宰府天満宮への初詣の参拝可能時間ですが、以下の通りになります。

  • 12月31日:午前6時30分から参拝可能
  • 1月1日から1月3日:24時間参拝可能
  • 1月4日:夜の参拝状況により閉門
  • 1月4日以降:通常通り午前6時30分から午後6時30分

 

ちなみに、こちらは太宰府天満宮のホームページにある交通案内図です。

 

太宰府天満宮へ初詣に行かれる方は是非参考にしてみてくださいね。

こちらは、2019年(平成31年)の交通案内図です。

 

そして、こちらが初詣の交通規制箇所になります。

この画像によると、交通規制は以下の通りに行われる予定です。

  • 12月31日:23時から1月1日18時
  • 1月2日:9時から18時
  • 1月3日:9時から18時

ですので、上記の時間は交通規制があるので、行動してくださいね。

 

そして、気になるのが駐車場問題だと思います。

こちらをご確認ください。

 

太宰府天満宮の近隣駐車場はライブカメラでチェック!

太宰府天満宮の周辺の駐車場をリアルタイムでチェックできるサイトがあります。

それがこちらのサイトです。

交通情報案内システム

 

ですので、事前にチェックすることをおすすめします。

なぜなら、『満車なのか空車なのか』わからない状況で駐車場に行き、無駄な待ち時間を過ごさなくてすみそうだからですね。

 

ただ、2019年の初詣は3日以降も意外と混むかもしれないので、注意が必要です。

 

2019年の初詣は1月6日まで混雑する可能性もあり

引用元:http://www.benri.com/calendar/2019.html

こちらは、2019年1月のカレンダーです。

 

このカレンダーを見ると5日が土曜日、6日が日曜日となっています。

ですので、この日まで太宰府天満宮へ参拝される方が多いかもしれません。

 

十分なゆとりを持って参拝してみてくださいね。

 

太宰府天満宮へのアクセス

最寄りの駅は西鉄電車の太宰府駅で、徒歩5分です。

観光地なので、タクシーも頻繁に通っています。

 

混雑時にはおすすめしませんが、車で来ることももちろん可能です。

近くに駐車場が多数ありますが、催事ごとのある日には満車になって待ち時間がかかることも珍しくありません。

 

さいごに

参拝以外にも楽しみが多い太宰府天満宮。

時期によっては梅酒まつりや夏の天神まつりなど開催されているかもしれません。

事前に情報をチェックしてから行くことをおすすめします。

 

また、歴史ある神社のイメージを覆すようなモダンなアート作品が展示されていることもあります。

太宰府天満宮アートプログラム』といって、太宰府天満宮が持ち『開放性』と『固有性』をテーマに2006年からスタートした取り組みです。

 

これまでの一例として、

  • 日比野克彦氏の『描く(かく)書く(かく)然々(しかジカ)』
  • 小沢剛氏の『ホワイトアウト―太宰府―』
  • ホンマタカシ氏の『Seeing Tiself見えないものを見る』

など様々ンジャンルがあります。

近くには九州国立博物館もあり、アートや芸術が好きな方も見逃せないスポットです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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