神社の参拝を控えるべき!?喪中のときの対処方法とは?

神社の参拝を控えるべき!?喪中のときの対処方法とは?

喪中になったとき神社に参拝してはいけないのでしょうか。

もし、そのタイミングで以下のイベントが重なった場合はどう対処すればいいのでしょうか。

  • 七五三
  • 初詣
  • 厄除け
  • 安産祈願

 

今回の記事は、喪中の期間やその時の神社の参拝や普段の行動についてまとめてみました。

 

様々な内容をまとめていますので、ぜひ最後まで読んでいただき喪中のときの神社の参拝に役立ててくださいね。

 

喪中のときは参拝を控える!?その期間は○○日!

結論から先にお話すると、間違ってはいないですが、合ってもいないです。

参拝を控える時期は、正確には『喪中』ではなく『忌中(きちゅう)』のときです。

 

では、喪中と忌中はどう違うのでしょうか。

まずはそれについて説明したいと思います。

 

参拝を控えるのは喪中ではなく忌中!

喪中の意味と期間とは?

喪中とは喪に服している期間のことです。

では、その喪とは一体どういう意味なのでしょうか。

 

喪とは、死者の縁者・近親者がある一定の期間、家にこもってたりお祝い事や表立った交際ごとをさけることを言います。

そしてその期間は13ヶ月、または1周忌までの期間を喪中と言います。

 

忌中の意味と期間とは?

では、それと比較して忌中とはどういう意味でしょうか。

忌中とは家族や親族が亡くなってから50日間が忌中にあたると言われています。

49日の間違いでは!?』と疑問に思ったと思いますが、49日は仏教の考え方です。

神道では50日間になります。

そして、その間はしっかりと故人を弔うことに集中しましょうという意味でもあります。

 

喪中と忌中それぞれの期間の行動の違いとは?

忌明け後の喪中時の行動は通常日常と同じで大丈夫

50日間が終わると忌明けします。

ただ、忌中が終わったからと言って、すぐに宴会や派手な席への出席は控えたほうがいいでしょう。

ですが、いつまでも悲しみに暮れていているわけにはいけません。

忌中が明けると神社への参拝や神棚のお参りなど日常と同じように行動しても問題はありません。

 

忌中のときの行動は神社の参拝を控える

故人を偲ぶことに専念する期間が忌中です。

ですので、以下への参拝や出席は控えるようにしましょう。

  • 神社への参拝
  • お祭りへの参加
  • 結婚式への出席
  • お祝い事への出席

などです。

 

また、お正月をまたぐときは初詣も控えるようにしましょう。

どうしても参拝しなければならないときは、神社の方に相談しお祓いをうけてからの参拝をおすすめします。

 

神社へ参拝できない日数は故人とのつながりにより違う

神社の参拝は忌中が明けてからということがわかっていただけたと思います。

ただ、忌中は故人とあなたのつながりの違いによって変わってきます。

 

以下に日数の違いをまとめましたので、参考にしてみてください。

  • 父母、夫、妻、子供 50日
  • 祖父母、孫、兄弟姉妹 30日
  • 曽祖父、ひ孫、甥、姪、おじ、おば 10日
  • その他の親族 3日

です。

 

この期間は忌中となりますので神社への参拝は控えるようにしましょう。

ですので、七五三や初詣、厄除けなどは忌明けに行うことをおすすめします。

 

忌明け後に神社に参拝するには?

忌明け後に神社に参拝する手順がこちらになります。

ぜひ参考にしてみてください。

 

忌明け後はお祓いをしてもらうとより良い

忌明け後は神主さんへお願いをして『お祓い』をしてもらうとより良いみたいです。

また、『お祓い』まではいいかなという方は『今まで参拝できずに失礼致しました』という気持ちを込めて参拝すると良いと言われています。

 

最後に

いかがでしたか。

よく喪中と忌中を一緒に考えている人が多いと思います。

ですが、実際は違うものです。

 

ですので、神社の参拝は忌中の期間(最長で50日)は参拝を控え、故人を偲ぶようにするといいでしょう。

 

そして、忌中が明けると通常通りの日常に戻りましょう。

ずっとあなたが悲しむことを故人は望んではいないでしょう。

 

この記事があなたの人生のお役に立てれば幸いです。

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